2018年10月11日。 あの日のことは忘れることができませんが、普段皆さんがイメージする株価ボードって、赤や緑がチカチカするものですよね。
その日の朝、いつものようにバイト明けで、証券会社のアプリを開けてみると9時になっているにも関わらず、チカチカしていませんでした。
不思議に思い、アプリを再起動させました。
それでもチカチカしない。
個別銘柄を開いてみると、いわゆる「特売り」というものになっていて値段が付かない状態になっていることに気付きました。
株初心者あずすなずも、日本株が暴落した日に巻き込まれました
私が登録している銘柄のほとんどがそのような状態となっていたわけです。
この日、日経平均は900円を越え下落しました。それ以降もこの「画面がブラックアウト」しているような下落が再びありました。
この値付かずのブラックアウト状態のもっとヒドイものが、あの「ブラックマンデー」というそうです。
この頃より、日本株の下落が始まるのですが、これを機に私も空売りを覚えるわけです。
私が株をしていることは、これまでブログでは公表していませんでした。本当に少しかじっている程度なんでね…
知ったかぶって、ブログ記事にできるほども知識がないですし、儲けてもいません。
あの暴落に巻き込まれた分、未だに負け越しております(笑)
株初心者が見るサンバイオ暴落前日
しかし更なる大事件が起こります。今年1月29日。
「サンバイオ 脳梗塞P2b主要評価項目達成できず」
何気にいつも見るニュースの中にありました。
ここで先に言っておかなければいけないのが、私はサンバイオは買っていません。
このサンバイオというのは新薬を開発したりするバイオ系の会社なんです。
バイオ系の会社にとって新薬って、株価が暴騰する起因なのです。
私は詳しくないのでニュースも、ただ文字だけを見つめているような感じでした。
ただ最近バイオ系の会社の株価が、狂ったようにあげていたのは、このサンバイオが牽引していたようです。
株初心者の目の前で起こる本物の暴落 その全貌
ちなみにこのサンバイオの株価は、日本株の暴落が起こった2018年11月は3000円台。
これが今年2019年の1月には12000円を越えます。
いまいちピンときませんか(笑)
サンバイオの売買単位は100株です。
11月に買ってた人は、30万が120万になったのです。
ここまでで利益確定されは方は、大儲けしたはずです。
株って買うのは簡単ですが、この利益確定させるのが難しいのです。私の場合ね(笑)
そして、先ほどのニュースが流れた翌日から暴落が始まります。
翌日ストップ安となり、購入者がほぼいない状態です。この日だけで確か株価は8000円台になってしまいました。それでも買ってくれないので12000円で購入された方は、最低40万含み損となります。
さらに翌々日。ストップ安となり7000円台に。
3日後には5000円台となりました。
それでも購入者は、ほとんどいません。
12000円で購入された方の含み損は最低70万ですね。
3000円の時に購入された方は、それでも20万含み益があるほど、サンバイオバブルだったわけです。
その日の夜間取引で、3000円台になり、ようやくチラホラと買い手が現れました。
この時点で売れれば、12000円で購入された方も、最低90万の損益です。
しかし、このサンバイオといのは信用買いが多い銘柄だったわけです。
信用取引というのは、自己資金の約3倍程度の売買ができるというものです。
信用買いが多いのを表す数字かあります。
1月25日の暴落前の信用倍率が「2,649.62」
かなり信用買いが多い数字です。
簡単に説明しますと。
例えば自己資金400万の人は1200万のサンバイオ株を持つことができます。
ピーク時の12000円の株価で1000株購入できます。
そしてなんと、この12000円で購入された方が多いようなんですよね。理由は新薬開発の進行が好調を思わせる発表があったようです。
自己資金400万で1000株購入された方、どうなるのでしょうか。
1200万が数日で300万。
3000円台で売れればですよ。まだ買い手は少ないです。
400万の自己資金の方はマイナス500万、すでに借金しないといけません。
11月の暴落より、こわいものを見ていまいました。
まとめ
ここでは、極簡単にしか説明しておりませんし、内容に間違いがある場合もありますので、肝心のある方は独自で調べてみてください(いつものパターン。)
株をやっているものとして、凄くショックの大きいものでしたので記事にしてみました。
こういう株を無茶なレバレッジで買っているのも、私のような新米の方が多いはずです。
なんとか立ち直って、やり直してもらいたいと、応援しています。
でわでわ。
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