株に関しては、昔から格言があります。「落ちてくるナイフはつかむな」も、その一つですが、これは下落または暴落中の株に手を出すという行為が、落下中のナイフを掴もうとするほど愚かな行為であることを示します。しかし、その格言を逆手にとり、株を底値で掴む為の要点をお話します。
前回株で大損しないためにも安く買うこと、一択であることをお話ししました。ではどのようにして、そして何を基準にしていけば、安く買う事ができるのでしょうか? 株価の安いっていうのは、何をもってそういうのでしょうか。
株の格言 落ちてくるナイフはつかむな
株を安く買うためには、できるだけ底値で買う必要があります。ただし株の格言にはあるように 落ちてくるナイフを掴もうとしてはいけません。
しかし株価が底値になる前には必ず下落していることは分かりますよね。
落ちてくるナイフを掴もうとしてはいけませんが、床に落ちているナイフは拾うべきです。
そして株で大負けせずにやっていくには、どの場合も根拠を持ってトレードしていかなければなりません。
株価の底値を知るには
- 上位足を確認すること。
- そして過去のチャートを見ること。
- 上位足を見る際は、必ず左に画面をスクロールさせることを習慣づけること。
過去に必ず底となっている価格帯があるなら、それはもしかすると、ナイフが落ち切ったポイントかもしれません。
もしナイフが落ち切ったポイントを見切ったら
購入はもちろんするべきですが、必ずリスク回避のために損切りポイントも、設定しておくべきです。その損切りポイントは、説明するまでもないとは思いますが 、過去の底値を切ったポイントです。
誰かに操られている株価に対抗するため
今回お伝えした内容を実行することで、さらに株価を操作している、その何者かよりも先に購入し先に売る。そのことを意識していれば、その何者かを逆に利用することができます。いわゆるイナゴ投資家たちは、その何者かよりも行動が後手後手となっているため、いつも損ばかりを背負わされている。
絶対に練習が必要な理由があります
何故イナゴ投資家たちは、後手後手なトレードをするか、考えたことはありますか?
実のところ、負けを繰り返してイナゴ投資家になってみないと、分からなかったりします。
私にはその経験があるんですが、理由は人間の心理とか本能とか、そういった説明が一番分かり易いかと思われます。
買い目線の場合、株というのは、株価が下がっている間は指先が動かなく、金縛りにあっているかのような感覚になります。
逆に株価が上がっている時は、スイスイと指が動いて購入できるんです(笑)
説明だけでは難しいんですが、こういう表現が一番正しいと思っています。
底値と思われるところで、クリックできるように訓練が必要なのです。
もし底値で拾えてる技術が備わってくると、利確は簡単
後はどこで売っても、利益となります。利確ポイントが設定できない方でも、上昇する勢いがなくなれば利確すれば良いだけです。
まとめ
以前より株のトレードは買い物とは違うことをお伝えしていますが、 おそらく底値で株価を見極める力さえあれば 、勝率はかなり上がりますし、大損することがほぼなくなります。ただしこういった株価の底で拾えるチャンスというのは、数少ない場面となります。まずはこのトレードを意識することで、今後手法を広げていける可能性が出てきます。
株価をできるだけ底で拾うためにも、勉強は勿論そういった場面で買いに走れる練習が必要となります。
勉強だけではなく訓練を意識してトレードに参加してみてください。
コメント