こんにちわ、ブログ管理人のあずすなずです。
私がビルダーと請負契約をした後、最初に行ったショールームはニチハでした。
ニチハとは外壁材や屋根材を販売する会社です。
本当は一番に無垢のフローリングショールームの「無垢ドットコム」に行きたかったのですが、ニチハの後になりました(笑)
何故フローリングのショールームが優先だったのかというと、外壁は「ガルバリウム」と決めていたからでした。今日の記事タイトルとは違いますよね・・。
そうです。あずすなずは最終的にサイディングである「Fu-ge」を選びました。
Fu-ge採用の経緯
ニチハのショールームに行く前に、ガルバリウムを選んだ場合は最低30万円のオプション代が必要であるとビルダーから聞いたうえでショールームに行きました。
初老の営業マンとの会話
到着早々、ガルバを希望している事を伝えました。
営業マン「何故ガルバでしょうか?」
私のガルバリウムのイメージ
ほぼメンテナンスフリーで、メンテナンスコストを抑えることができる
薦められたのがFu-geでした
ガルバリウムを否定されたのですが、営業マンから薦められた商品がありました。
それが
Fu-ge
このサイディングにはシーリングの繋ぎ目がなく、シーリング剤の劣化によるメンテナンスが不要、サイディング自体も通常のものより、塗装が強いと説明を受けていました。
実際には、ほぼほぼメンテナンスフリーだと・・
我が家のオプション総額は150万ほどです。
このfugeには48万投じていまして、オプションの中でも一番高いものとなりました。
Fu-ge 説明と内容の、その危うさ
工事が始まり、違和感が・・
実際工事が行われる際に、ニチハから施工業者がくるものとばかり思っていましたが、普段からビルダーがニチハの商品を取り付ける際に依頼する業者さんだったようです。
この職人さん、特に戸惑うことなく手慣れた感じでサクサクと貼っていってました。
この職人さんの技術は確かなもので、サイディング間の隙間も目立ちません。本当に良くやってくれたと思います!
途中気になったことが、ショールームでは『繋ぎ目が目立たない。シーリングを極力使わない』と聞いていたんですが、出隅や開口部には、シーリング剤が使われていました。
職人さんからも説明されたので、そういうものかと納得、カタログを見ても一部『プラチナシール』というシーリング剤を使うような事が書かれていました。
少し気になりながらも、カタログにも確かなことは書かれていない。ショールームで実際に『30年ほぼほぼメンテナンスいらず』と聞いている安心感がありました。
が・・よくよく考えるとシーリングを使っている事に、物凄く違和感と、嫌な予感がしました。
せめて、ひとつ確認したいことがありニチハに連絡してみました。
何が本当で、何が誤っているのか
勿論Fu-geのことも調べてみましたが、それほど詳しい情報はありませんでした。
ただ、施工例を見ると、シーリング剤が使われているものもあれば、完全に使われていないようなものもあり、バラバラです。
どうやら開口部、出隅にシーリングを使う工法もあるようでした。
それならそれで問題があります。我が家に使われているシーリングは通常のものじゃないの!?
ちゃんと『プラチナシール』が使われているの!?
ニチハの対応も見たかったので、まずはニチハに電話で納品したものを確認しようとしました。理由も当然説明しましたが、断られました。
理由としては
「個人情報になりますので」
「当社と発注元間での取引なので」
「工務店さんを通して」
「まずは工務店さんに相談を」
対して、あずすなずは
「私がショールームまで行き、営業さんと話した上で、決めて発注されたものですよ」
「工務店でカタログ見て決めたものではありませんよ」
と食い下がりましたが、断られました。
我が家のFu-geとは
あれだけ「ほぼほぼメンテナンスフリー」という言葉に踊らされ、ガルバリウムからFu-geに変更したにも関わらず、そして
追加オプション代と引き換えに手に入れたのは、ただ塗装の強い、10年後にはメンテナンスが必要になるFu-geでした。
まとめ
我が家は、その後交渉するまでもなく、ビルダーがプラチナシールに打ち替えてくれ、15年保証を勝ち取りました。
Fu-geは大きく分けて3つの工法がある
- 平面部、開口部、入隅部、出隅部までシーリングレス。
- 平面部はシーリングレス。開口部、入隅部、出隅部はプラチナシールというシーリング剤を使用する。
- 平面部はシーリングレス。開口部、入隅部、出隅部は一般のシーリング剤を使用する。
これらの工法には施工費用に、かなりの開きがあります。
ちなみに1なら100万超えます。それだけ負担されていない方は2or3ということになります。
Fu-geが出回りトラブルは減っているのか
Fu-geが施行され始め、時間の経過とともに販売店やメーカー営業マンも注意するようになったと思われます。
当時はネットにも情報が少なく、本当に困りました。画像や施工費から、そのお宅がどの工法で施工されたかを判断するくらいが精一杯でした。
途中気づくことができた私はまだ救われたと思います。
正直今なお、それに気づかず数年後に迫ったメンテナンス時に気づく方も出てくるかと思います。
今では大手ローコストメーカーも採用していますからね。今後採用される方は安心かと思われます。
ニチハという会社に不安を感じざるをえません
不安にかられ、ニチハの事をもっと調べてみました。
屋根材のパミールの記事を沢山見かけました。
保証期間内で不具合が出ているものが多いようです。その対応にも問題がありそうでした。こうなっては、ニチハが出している保証が、どれほど信頼のおけるものであるか疑問です。
施工業者がニチハではないというのは、逃げ道になっていたりしていないでしょうか。

コメント